第10回(2019年)

『公衆電話』    

脚本・監督:松本 動 撮影:池田 直矢 録音:西岡 正巳 音楽:鈴木 光男 ヘアメイク:清水 美穂 衣裳:杉本 京加 助監督:大滝 朋恵

出演:菅井 玲/入江 崇史/貴玖代

(2018年/日本映画/Full HD/カラー/ステレオ/シネマスコープ/15分47秒)

 

ごくごく普通の、ごくごくありふれた父娘の、どこにでもありそうな、一夜の小さな物語。

【主な受賞&入選歴】

『第5回 岩槻映画祭』グランプリ、観客賞
『第22回 横浜映像天国』グランプリ
『星降る。どうぶつ園シネマ』グランプリ
『SFF&ASIA 2018/ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018』ジャパン部門 ベストアクター(入江崇史)賞
『第11回おもいがわ映画祭』監督賞
『第14回山形国際ムービーフェスティバル2018』NID東北賞
『Kinofest International Digital Film Festival 2018(ルーマニア)』入選
『14th CINEMA ON THE BAYOU FILM FESTIVAL(アメリカ)』入選

 


『次男と次女の物語』 

監督・脚本:ふかつともお 音楽:野村卓史 撮影:神田創 照明:丸山和志 美術:齋藤佐都子 録音:小黒健太郎 音響効果:岡瀬晶彦 編集:菊池智美 衣装:新崎みのり ヘアアンドメイク:加藤由紀 選色:河野文香 VFX:西尾和弘 助監督:森貴英 スチル:千葉高広 ラインプロデューサー:中山泰彰 共同脚本:寺田幹太

出演:落合モトキ/ 清水葉月/ 山田真歩/ 宇野祥平/ 桜井ユキ/ 里美黎/ 谷口一/ 岡山誠/ 村松恭子/ 塩出純子/ 野口雅弘/ 宮島竜司(特別出演)

 

携帯電話のなかった時代。

フリーアルバイター「田沼雄一」と劇団の研究生「中里澄子」の恋の物語

出会って、恋して、喧嘩して、別れて、縁(より)を戻して、同じ時間を共有していく中で、二人は自分たちでは気が付かぬ間に人生の掛け替えの無い時間を過ごしていく。

 


『カップケーキ』    

チーフプロデューサー・作曲: Evelyn Hu 監督:張大尉 副監督: ゴウ・テンユウ 日本側プロデューサー:荒井智晴 助監督・翻訳: 荒井智晴/イエ・フェイ 撮影補充副監督: リウ・ハオミン 監督アシスタント: リャオ・ジンフゥ 原作: 張大尉 脚本: チェン・シャオ/リウ・ラージュウ/張大尉/荒井智晴 日本語翻訳:荒井智晴/イエ・フェイ/ダン・ペイリン

 

出演:山岡竜弘/土山茜/石見海人/三江彩花/豊村和子/竹崎綾華/南梨帆/荒井智晴/ゴウ・テンユウ/イエ・フェイ/ダン・ペイリン/チェン・ズゥワイ/ルウ・ウェイトウ/リウ・ムンイ

科学の天才である荒井和彦は、学校ではいじめに遭い、自身の才能を不本意な形で利用されている事に対して日々不満を抱いていた。そんな折、虐めから助けてくれたクラスメイトの広瀬唯に、一方的な恋をしてしまう。唯の優しさから手渡されたカップケーキを手に取り、和彦は夜の校舎で思いもよらない行動に走るのであった。

 


『三崎家の設計』 

脚本・編集・監督:藤本英志朗 撮影:松田春樹 照明:松尾果歩 録音:榮林桃伽 助監督:西牟田和子 制作主任:齋藤成郎 音楽:長尾悠市

出演:細野今日子/谷英明/西山真来/藤田裕紀/ケント・メンヤ

(日本/2018年/28 分)

官僚のリサと医者の純。多忙な日々の中で、夫婦は二人だけの幸せを追求してきた。ある金曜の夜、純は”遺伝子を残したい”と思い始めたことをリサに告げる。婚前から子どもは持たないと決めていた二人。そこで純が選んだ選択とは”精子ドナー”になるということだった。この合理を極めた一言が、夫婦の生活を狂わせていく。


『ヒロイン』     

製作・監督:松崎まこと 脚本:松崎まこと/野本梢 撮影:明田川大介 照明:高橋智也 録音:柳田耕佑 編集:野本梢 音楽:hoto-D VFX:岩崎 友彦 ヘアメイク:菅原美和子 制作進行:谷川詩織/原由希子/手島昭一 演出補:柴田啓佑

出演:芋生悠/木村知貴/生見司織/林田沙希絵/森レイ子/水井章人/阿武勇輝/みき/篠崎誠

死にゆく父が遺した、最期の言葉「かおり」。
それは一体誰のことなのか!?
少女はその謎を追って、父が学生時代に監督した3本の8㎜映画の“ヒロイン”たちを訪ねていく…。
映画活動家・松崎まことが29年ぶりの監督作品として撮り上げた、失われた青春と映画への鎮魂歌。


過去受賞入選歴など 
*「第4回 2018 富士 湖畔の映画祭」短編コンペ部門入選
*「第20回長岡インディーズムービーコンペティション」審査員特別賞受賞
*「第13回札幌国際短編映画祭」ジャパン・パノラマ:アウト・オブ・コンペティション入選
*「第1回いぶすき映画祭」審査員特別賞受賞
*「第10回商店街映画祭」入選
*「第2回渋谷TANPEN映画祭CLIMAXat佐世保」一次審査通過
*「第12回田辺・弁慶映画祭」特別上映
*「第2回三鷹連雀映画祭」招待上映



『籠の鳥』     


監督:赤羽芳昭 脚本:前田有貴 撮影/照明:越智宏亮 録音:広渡崇久 音楽監督:大沼あい(Ai-dentity Project) ヘアメイク:くやちひろ グラフィック撮影:小暮和音 ほか

出演:紅日毬子/豊島由佳梨/田口千尋/コサカタカシ/須見一男/侑華/髙山和之/二毛作吾作/平川直大 ほか

(2018年/日本/カラー/100分/日本語)


都希子は東京近郊の団地で夫の仁司、義理の姉の冬美と三人で暮らしている。しかし、生ま
れつき足の悪い冬美は、溺愛する弟・仁司の妻である都希子が生理的に合わない。ある日、
トイレのドアが壊れて冬美が怪我を負い、翌日、修理業者の琢弥が訪れる。汚い風貌で黙々
と作業をする琢弥に、どこか親近感を覚え少しずつ惹かれていく都希子。孤独に育った琢弥
は、女子高生のミカを利用して、中年男から金を巻き上げたりしていた。ミカは琢弥の肉体
や匂いでつながっていたいと切望し、会うたびに琢弥と肉体関係を続ける。都希子の気持ち
を利用するかのように、関係を迫る琢弥。やがて都希子は琢弥を受け入れ、平穏を装った冷
たい日常に光が差したかのように幸せを感じ始めるのだったが。。。

※この作品は、15歳以上がご覧になれます

 

 


『11月19日』      

監督・編集:神谷正智 脚本:神谷正智/神谷正倫 製作プロデューサー:佐藤哲哉(山形)/増谷緒一(東京) 撮影・照明:猪本太久磨 録音:小牧将人 音楽:ALLaNHiLLZ

 

出演:中村優里/兵藤大地/河合朗弘/佐々木麻衣/小山梨奈/阿部 佑樹/元岡伸治郎/満利江/辻和郎/坂伊美樹

(2017・84分)

春、陽子は帰宅中に自転車がパンクしてしまい立ち往生してしまう。
通りがかった同級生、亮太は自転車屋の息子で、自転車を修理する。
この事をきっかけに、それまで交流のなかった二人は徐々に親密になっていく。


『Seoul Mates』 

   

Director: Nash Ang Screenplay: Uel Ceballos Cinematographer: Chungil Lee Music: Gil Hizon Producer: Hoseon Lee

cast : Mimi Juareza  /Jisoo Kim /RC Eusebio/ Jiwon Cha

Drama, Comedy, Romance,  105 Minutes  2015  South Korea, Philippines  2:35 (Scope))

Alice, a Filipino transwoman, decided to go after her boyfriend Jason in Korea. She never heard much from Jason since the guy went there to study. Alice planned a surprised visit only to find Jason living with his new girlfriend Suyong, a Korean woman whom Jason met and fell in love with. Devastated and depressed, Alice planned to kill herself by jumping off in the bridge where she would meet Joon.

Joon, a Korean musician was on the same bridge and attempting to kill his self. A free loader at home, his parents kept pressuring him to find a more decent job than music and a potential girlfriend to settle with. But what really pushed Joon to end his life was the news of his one, true love getting engaged to someone else. Heartbroken and wasted, he went off to the bridge but he never expected that a woman of different race would mess up with his plan of suicide.

Two broken hearts crossed their paths and started picking up their fallen pieces together. But the attempt to get whole again was disturbed by the realizations that the important missing piece of themselves was left there from their past. Instead of getting into a new relationship, they decided to become allies in this wicked attempt to get back their true loves. Their lives made a quick turn and it brought them to events that they never expected…


『いきうつし』

製作・脚本・監督・編集:⽥中晴菜 撮影・照明:岡⽥翔 録⾳:岩松道朗/野中慎⼆ 助監督:望⽉亜実 撮影助⼿:野中慎⼆/酒井要 照明助⼿・制作:吉岡茂 録⾳助⼿・制作:⾺場雅司 ⼩道具・制作:若菜滋⼦ ⾐装・ヘアメイク:⽵本磨理⼦(Anita Hair Make Office) グレーディング :岡⽥翔 整⾳:岩波昌志(D’IOS) 効果:佐久間みなみ(D’IOS) MIX:ディオス中野坂上スタジオ ⾳楽:蓑地理⼀ 主題歌:NSTINDANCETON ⾞輌:⽥廣亮 スチル:福島正次 題字:中⾕貴美⼦ 協⼒:オフィスモノリス 機材協⼒:ニューシネマワークショップ 撮影協⼒:三鷹ユメノギャラリーen/けやきの森の季楽堂 ⼩道具協⼒:レトロ和家/⼭⼝勝利/⽥中政⼦ ⼈形⽊材提供・加⼯:塩島正男

出演:岡慶悟/笠原千尋

(2018 年/30 分)

仏師として⽴ち⾏かず、⾒世物⼩屋の⽣⼈形制作で糊⼝をしのぐ⻲⼋。興⾏で⽴ち寄った⼟地の名⼠から、不治の病におかされた娘を美しいまま写した⼈形制作を依頼される。⼀度も家の外に出たことのない椿と、興⾏で⼟地を転々とする⻲⼋、⼆⼈は次第に惹かれ合うが、⼈形の完成が近づくにつれ、椿の⾝体は動かなくなっていく。

○受賞歴
2018 年
あいち国際⼥性映画祭 短編部⾨グランプリ(⾦のカキツバタ賞)
Kishhh-Kishhhhh 映画祭 短編部⾨グランプリ
東京神⽥ファンタスティック映画祭 神保町映画祭賞


『水平線の感覚』    

監督・脚本・美術・編集・D.I:Kim Seojin 撮影:Gong Hyeonsik 音響:Jeon Woojin

出演:Hong Irene/Kim Sehyun

(2017 / 韓国 / 13min / Love, Drama)

 

彼氏を探しにきた女。そして、その女を追いかけてくるしかできない少年。自分ではなく、彼氏を見つける女の心を少年は持つことができるだろうか?彼氏に向かってフラッシュはオンになり、少年は走り出す。

 

第19回長岡インディーズムービーコンペティション (準グランプリ)
第7回きりゅう映画祭
那須ショートフィルムフェスティバル
横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル



『あなたにふさわしい』 

脚本:高橋知由 撮影:渡邉拓海/浅津義社 録音:横田彰文 ヘアメイク:須見有樹子 助監督:日比野博記  スタイリスト:岩田洋一 音楽:重盛康平 整音:弥栄裕樹 制作:小沼太一 照明応援:酒井隆英 監督:宝隼也

出演:山本真由美/橋本一郎/島侑子/中村有/鶏冠井孝介/紺野ふくた

(2018年 / 83分/ HD/ カラー)

 

飯塚美希は夫・由則に対して不満を持っている。ある日、由則の同僚・林多香子とその夫・充とともに、別荘を借りて2夫婦で休暇を過ごすことになった。しかし、現地に着くやいなや、由則と多香子は急遽発生した仕事上のトラブルを解決するため別行動に。そんななか、由則が話した仕事の思想を聞いた美希は、由則との間にある溝が埋まらないことに気づいてしまい……。

 

受賞入選歴など  
 
「第19回TAMA NEW WAVE」ある視点 部門 上映 
「第10回映像グランプリ」優秀映画賞 
「第11回オイド映画祭東京」特別賞(演技部門) 
「とよはし映画祭2019」コンペティション部門上映 
「ボストン国際映画祭2019」 上映

 



『AIMPOINT』   

製作・編集・原作・脚本・監督:末長敬司 撮影監督・照明・編集:地村俊也 助監督:門谷正理 音楽:スワヴォミール・スタニスワフ・コヴァレフスキ サウンドデザイン:生水真人 制作進行:伊原智子 出品:КИНОフォーラムkyo 制作:星海電影制作公司(STARSEA FILMS PRODUCTION)/0Frame Production 制作協力:株式会社 Office MH/株式会社プロジェクト・コア 機材協力:大阪電気通信大学/先端マルチメディア合同研究所(JIAMS)

 

出演:片倉わき/當山実佳/門谷正理/松田一三

 

(2018年/日本/カラー/15分/シネマスコープ(2.35:1)/日本語PCM)

 

職務中に殉職した元刑事の父親を殺害した犯人を探す為、自分も刑事に為った森谷昴(片倉わき)。

10年目の命日を翌日に控え、父の嘗ての相棒・出目憲蔵(松田一三)がマスターを務めるバーで、昴は学生時代の親友・大森七夜(當山実佳)を待っていた。

七夜は明日の命日に墓参りが出来ない為、前日である今日どうしても昴に会いたいのだという。

普段は他人を寄せ付け無い昴だったが、捜査に追われ、唯一の理解者である七夜の結婚式に出席できなかった負い目も有り、一緒に飲む事に為ったのだが……。

 

上映履歴

2018年第7回ボスニア=ヘルツェゴヴィナ トゥズラ映画祭(TFF)/入選

2018年第2回ベルギー ベフェレン国際短編映画祭(IKFB)/入選

2018年第3回セルビア KG(クラグイェヴァツ)映画祭(KGFF)/入選

2018年第3回ジャンル・セレブレーション映画祭(GC Festival)/最優秀ノワール短編作品賞、最優秀監督賞(末長敬司)ノミネート

 

 

 

(順不同)